犬が虫を食べた時の対処方法

犬が死んだ蜂を食べたけど大丈夫?蜂の毒は血液に入らなければ無害!

スズメバチ

「犬が死んだ蜂を食べちゃった…!」

散歩中に犬が死んだ蜂を食べてしまった経験がある方は意外に多いのではないでしょうか。

ミツバチならまだしも、スズメバチなど毒のある蜂を食べてしまった場合、「毒が犬の体をまわらないだろうか…」と不安になりますよね。

しかし、蜂の毒は血液から入らない限り体に害はありません。

蜂の毒が胃の中で消化されても毒性がないので、犬はピンピンしています。

まずは蜂の毒の特性から解説していきます。

蜂の毒は血に入らない限り大丈夫

スズメバチの毒に関する論文によれば、スズメバチの毒は、炎症作用を持つヒスタミンや神経毒のセロトニンとドーパミン、そしてアナフィラキシーショックを起こすペプチド類が混ざったものという事が分かります。

色々な成分が混ざり合ってできた毒なので「毒のカクテル」とも言われているようです。

これらの成分は血の中に入って体中をめぐって初めて作用します。

つまり、食べて胃の中で消化されても体には影響がないという事です。

スズメバチの毒が胃の中にはいっても大丈夫な理由として「スズメバチ酒」が挙げられます。

「スズメバチ酒」とはその名の通り、生きたスズメバチを漬けて作るお酒で、スズメバチの毒をお酒の中に染み渡らせて作ります。

「そんなの大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、むしろ、疲労回復や美容効果など体にとっていい効果がたくさんあるぐらいです。

それに、飲んだら死ぬようなものが市場に出回ることはありませんよね。

下記サイトでもスズメバチの毒が血に入らない限り大丈夫だということが明記されていますので、ご参考にどうぞ。
オニヤンマがスズメバチを食べても毒は大丈夫なの?
OKWAVE

犬が口の中を怪我している場合は注意!

犬が口の中を怪我している時は傷口から血液に毒が入ってしまう可能性があります。

犬が口を怪我している時はよく注意して犬を見ましょう。

もしその状態で食べてしまったら獣医に診せる事をオススメします!

スズメバチの体液は無害なので食べても大丈夫

スズメバチの毒が効かない事は分かったけど、そもそもの体液は大丈夫なのか?

そんな疑問も出てくると思います。

スズメバチは人間に食用にされているぐらいなので、毒はない可能性が高いです。

実際、ペットの犬がスズメバチを食べたという事例がネットでは多く報告されているますが、悪影響があったという事例はほとんどありません。

犬にとってもスズメバチの体液は毒にはならないようですね。

殺虫剤がかかって死んだ蜂を食べても大丈夫

「死んだ蜂」という事は殺虫剤で死んだ可能性も考えられます。

結論から言うと、殺虫剤に含まれる毒は犬に影響がありません。

結論から言えば、ピレスロイドは人にもペットにもほとんど無害です。その理由は、ピレスロイドの「選択毒性」という性質にあります。
引用元:ウェザーニュース

上記の「選択毒性」とは、特定のものに対して毒を発揮する性質のことです。

例えば、チョコレートは人間が食べても毒にならなりませんが、犬が食べると中毒症状を起こしてしまいますよね。

つまり、虫にとってのピレスロイドは犬にとってのチョコと同じなのです。

まとめると殺虫剤に含まれるピレスロイドは人や犬には無害で、虫にだけ有害になります。

スズメバチはタンパク質が豊富なごちそうでもある

少し話がそれますが、スズメバチを犬が食べる事は有害ではなく、むしろ貴重なタンパク源になります。

スズメバチには動物性のタンパク質が豊富に含まれています。

スズメバチだけじゃなく、セミなどの昆虫はタンパク質が豊富です。

実は、犬の体は20%がタンパク質でできていて、血・骨・筋肉・皮膚・被毛を作るのに欠かせない成分です。

犬にとってタンパク質は少しでも多く取りたい成分と言えるでしょう。

もし、あなたの愛犬が昆虫を頻繁に食べてしまうようであれば、タンパク質が不足している可能性もあるかもしれません。

下記の記事で良質な高タンパク質のドッグフードを紹介しているので参考にしてみてくださいね。

良質なタンパク質がいっぱい取れるドッグフード5選!選び方も解説!良質なタンパク質をたくさん取れるドッグフードを5個紹介しています。また、良質なドッグフードの選び方についても解説。...

まとめ

最後に記事の内容をまとめます。

まとめ
  • 蜂の毒は血液に入らない限り無害
  • 犬が口の中を怪我している場合は獣医に診せる事を推奨
  • 蜂の体液は犬にも人間にも無害なので食べても大丈夫
  • むしろ犬にとって蜂は貴重なタンパク源になる

「蜂の毒は血に入って初めて作用する」という事を初めて知った方も多いのではないでしょうか。

胃で消化すると無害とは言え、もし犬の体調が悪くなれば、すぐにでも獣医に診せに行きましょう。